「お泊り会、したいねー!」
女友達や仲良しの家族同士で、そんな話が出ることがありませんか。
でも、誰かの家にみんなで泊まるのは非現実的。
かといって、キャンプや旅行まではちょっと大げさ。
やりたい気持ちは社交辞令ではなくても、なかなか実現は難しいですよね。
そんなときにオススメなのが、「泊まれるレンタルルーム」という選択。
ホテルではない貸切の部屋なので、誰か家にいるような気分で過ごせます。
転勤した友達が遊びに来る!なんてときにも便利ですよ。
泊まれるレンタルルーム=民泊施設
レンタルルームはホテルや旅館とは違う貸切スペースで、宿泊できるのは「民泊施設」。
ごく一般的なマンションの1室から古民家や高級コンドミニアムまで幅広く、以下のようなサイトで探せます。
・Airbnb | 世界規模で展開している代表的な民泊サイト。 「スーパーホスト」など部屋提供者の信頼度がわかりやすいです。 |
・スぺなび ・スペースマーケット |
時間貸用レンタルスペースを取り扱うWebサイトですが、民泊施設も掲載されています。 泊まりではないパーティースペースを探すのも便利です。 |
・一休バケーション ・Relux(Vacation Home) |
高級ホテルを扱う「一休」「Relux」が運営する民泊サイト。 コンドミニアムや古民家など高級な部屋が多く、ケータリングやBBQなどのサービスが充実している施設が多いです。 |
宿泊料金は、ホテルに比べると割安
宿泊人数にもよりますが、民泊施設はワンルームマンションで1泊1万円前後くらいから。
ホテルのシングルルームと同じくらいの値段ですので、広さや設備を考えるとかなり割安です。
避暑地の別荘や海辺のコンドミニアムとなると数万円になりますが、それでもホテルのスイートルームと比べると安いといえるでしょう。
モデルハウスに無料で泊まれることも!
モデルハウスの体験宿泊といえば、基本は住宅購入者向けのサービス。
しかし、お泊り会や女子会もOKとしている施設も少なからずあります。
購入の意思がないことを明言しておけば事後の営業もそれほど熱心ではないことが多いので、近隣にないか調べてみるのもオススメです。
レンタルルームでお泊り会するメリット
レンタルルームでのお泊り会は、具体的にどんな感じになるのか。
自宅やホテルで開催した場合との違いを中心に、そのメリットをご紹介しましょう。
自宅を提供する負担がないこと
自宅でお泊り会をするとなると、とにかく自宅を提供する人が大変です。
部屋を片付け、布団を用意し、みんなを出迎えてもてなし、翌日はまた片付ける……
レンタルルームは誰の家でもないので、誰かひとりに大きな負担がかかることはありません。
大人数で同じ部屋に泊まれること
ホテルや旅館では、一部屋に泊まれる人数は2~4人くらいです。
その点、レンタルルームは10人くらいまで泊まれる部屋も多いのが特長。
一軒家や広めのマンションなら、複数のベッドルームがあることもあります。
自宅のように寛げること
宿泊できるレンタルルームはホテルではないので、部屋は貸切り。
マンションや一軒家が中心なので、まさに「家にいるように」寛ぐことができます。
オシャレで楽しい部屋に泊まれること
ごくシンプルなレンタルルームもありますが、設備やインテリアに凝った部屋もたくさんあります。
例えば春は部屋の中を「インドア花見モード」にしていたり、最新のゲーム機やたこ焼き器があったり。
自分たちのお泊り会のイメージに合う部屋を探してみるのも楽しいですよ。
レンタルルームでお泊り会する注意点
楽しくてお得なレンタルルーム宿泊ですが、やはり民泊にはホテルとは違う注意点があります。
違法性のない予約サイトを使うこと
民泊施設の営業には、法的な許可が必要です。
上で紹介したサイトのように、違法性がないことを明記してある予約サイトを利用してください。
いくら安くても、個人がSNSで募集しているような施設はNGです。
予約前にホスト(部屋の所有者)と連絡を取ること
民泊施設は、個人が副業として運営していることも多いです。
また、予約サイトがリアルタイムでトラブル対応してくれることも期待できません(※)。
つまり、信頼できるホストの部屋を選ぶことが必須です。
クチコミを読んでホスピタリティや清潔度を確認するのはもちろんですが、レスポンスの速さと丁寧さも重要。
予約前に何度か連絡し、スピーディーに返事が来るかどうか、質問に的確に答えてくれるかどうかを確認してください。
※後日、返金交渉に対応してくれることはあります。
宿泊条件に違反しないこと
民泊施設はマンションの一室であることも多いため、宿泊条件が設定されています。
・子どもは泊まってもよいか?
・宿泊しない友達が遊びにきてもよいか?
といった気になることは、嘘をつかず、予約前にきちんと確認しましょう。
「パーティー禁止」と書いてあってもお泊り会くらいならOKなことが多いです。
設備・サービスについて事前確認すること
アメニティの準備やゴミの持ち帰りについても、事前に確認しておきましょう。
多くの民泊施設にはタオルやゴミ箱がありますが、一部オプションの場合もあります。
次は、レンタルルームでお泊り会!
お泊り会できるほど気心の知れた友達は、とても貴重な存在です。
「そのうちしたいねー」という言葉が本気なら、ホントに実現させちゃいましょう!
民泊の予約はハードルが高いように感じますが、慣れてくればホテル予約とそう変わりませんよ。