義両親が遊びに来る!
新居祝で友達や夫の同僚が来る!
「お料理は全部デリバリー!」と言いたいけど、言えな~い!!
そんなときは、手料理を用意することになります。
ホームパーティーに慣れていればいいけれど、それなら検索なんてしませんよね。
今回ご紹介するのは、すべて肉料理。
手がかかっているように見えて簡単なメニューばかりなのでご安心を!
パーティーで肉を出すべき理由
レストランのコース料理では、メインは肉か魚が選べることがあります。
でも、ホームパーティーでは肉は必須!必ずいります!
理由1、みんな肉が好き!
ほぼすべての人が、肉料理が好きです。
そして、魚だけではテンションが上がらないという人は少なからずいます。
つまり、「肉を出しておけば間違いない」のです。
理由2、魚料理は鮮度が命!
北海道や北陸で海鮮を食べて、感動したことはありませんか。
海鮮と書くだけあって、魚介類のおいしさは鮮度で決まってしまいます。
鮮度のいい魚介類は見極めも入手は難しく、しかも高い。
肉の場合、ハム類や和牛を買えば大失敗することはありません。
理由3、肉料理は作るのも食べるのも簡単!
シンプルな家庭料理でも、魚料理は難しいです。
焼き魚を裏返そうとしたら皮がはがれた、煮魚をお皿に移すときに尻尾がちぎれた……
そんな経験はありませんか。
また、お刺身以外は食べづらいことが多いのでその点でもパーティーには不向きです。
肉料理はコツのいらないメニューが多く、もちろん食べるのも楽ちん!
簡単で見栄えのする肉料理はコレ!
というわけで、簡単で豪華な肉料理をピックアップしていきましょう。
難しそうに見えるかもしれませんが、誰にでも作れます。
ごくシンプルなレシピで紹介していますが、味付けのバリエーションは自由。
インターネットで、自分好みのアレンジレシピも探してみてください。
これぞ大定番!ローストビーフ
難しそうに見えて、実はとても簡単なのがローストビーフ。
意外と火が通らないので、慣れるまでは小さめの肉で練習しましょう。
5回も作れば感覚がつかめ、「得意な家庭料理」くらいの位置づけになります!
【材料】 牛かたまり肉(肩ロース肉、モモ肉など) 400~600g 醤油 大さじ2 にんにく 1/2かけ サラダ油 大さじ1 【作り方】 1.牛肉は常温に戻す。 2.にんにくをすりおろして醤油と混ぜ、牛肉の全面にまわしかける。 3.そのまま15分ほどおき、キッチンペーパーで軽く表面の水分をふき取る。 4.フライパンにサラダ油を熱し、牛肉を一面ずつ焼いていく。 5.2分ごとくらいで接地面を変え、10分ほど焼く。※トングが便利です。 6.アルミホイルに包み、さらにバスタオルなどに包んで2時間ほどおく。 7.すぐに食べてもいいが、翌日か翌々日のほうが味がなじんでおいしい。 |
ワンポイントアドバイス
最初は焼き加減の見極めが難しいかもしれません。
でも、レアすぎればスライスしてからフライパンでサッと焼けばよし。
ウェルダンすぎても、細切りにしてワサビ醤油であえたりすれば充分おいしいです。
並べるだけ!シャルキュトリー盛り合わせ
シャルキュトリーとは、ハムやサラミなどの加工肉のこと。
買ってきたものを盛り付けるだけなので、レシピすら不要です。
盛り付け用のお皿は、300円ショップなどで売っているカッティングボードやストーン製のプレートがオススメです。
【材料】 加工肉を3~4種類以上(生ハム、ロースハム、サラミなど) お好みで、チーズやナッツ、オリーブ |
ワンポイントアドバイス
写真で、生ハムに巻かれているのはグリッシーニというイタリアの細いパンです。
ハムの水分を吸ってすぐに湿気ってしまうので、提供する直前に巻いてください。
バジルの葉やクリームチーズを一緒に巻いてもおいしいです。
茹でるだけ!お手軽チャーシュー
大きなかたまり肉を買って、タコ糸で縛って、茹でて、炙って……
そんな手間をかけなくても、チャーシューは驚くほどおいしくできます。
下記の茹で時間は、スーパーで売られているブロック肉のサイズ感・厚みを想定しています。
【材料】 豚かたまり肉(バラ肉または肩ロース肉) 醤油 豚肉が浸る量 生姜 スライス2~3枚 ※なくてもよい 長ネギの青い部分 1本 ※なくてもよい 【作り方】 1.鍋にたっぷりの湯を沸かし、生姜・長ネギと豚肉を入れて40分茹でる。 2.ビニール袋に豚肉を入れて醤油を注ぎ、袋の空気を抜いて肉に醤油が浸るようにする。 3.1時間ほどおき、表面の醤油をふき取る。 |
ワンポイントアドバイス
分厚く切ってメインにしてもいいですが、薄くスライスしてネギやきゅうりを添えるとおつまみにもなります。
メインはお寿司、といったときでも、お酒を飲む人がいるなら用意しておくと喜ばれます。
クリスマスなら!ローストチキン
実は、チキンレッグをフライパンで焼くよりも手間いらずで、失敗も少ない丸鶏のローストチキン。
オーブンさえあれば、ローストチキンは作れるのです。
クリスマスシーズン以外でも、スーパーの精肉担当者に頼めば手配してくれます。
【材料】 内臓を抜いてある丸鶏(普通は抜いてあります) 塩、こしょう 適量 お腹に詰めるお好みの具(マッシュポテト、おこわ、じゃがいも、玉ねぎなど) 【作り方】 1.鶏肉の表面とお腹の中を洗い、キッチンペーパーで水分をふき取る。 2.鶏肉の表面に塩、コショウをたっぷりすり込む。 3.30分ほどおき、表面に浮いた水分をふき取る。 4.鶏肉のお腹に好みの具を詰める。 5.鶏の脚をタコ糸で縛る。※縛らなくてもよい 6.鶏肉の表面にオリーブオイル(分量外)を塗る。 7.230度に予熱したオーブンで1時間焼く。 |
ワンポイントアドバイス
お腹に詰めた食材に鶏のうま味がじっくり移ってジューシーに!
と期待してしまいますが、家庭用オーブンではそこまでは難しいのが現実。
じゃがいもや玉ねぎを詰める場合は、生ではなくレンジで数分加熱してからのほうが確実。
食べるときも、お好みで塩コショウで味付けしてください。
奥の手は、焼肉&すき焼き!
準備する時間もないし、手料理はやっぱり自信がない……
そんな人は、焼肉やすき焼きという手段があります。
しゃぶしゃぶはアクで鍋が汚くなるので、鍋ならすき焼きが無難でしょう。
ちょっといいお肉を買ってきて、野菜を切る。
それだけでみんなが好きなごちそうになる神メニュー!
パーティーは、ゲストとの会話を楽しむ場!
パーティーでいちばん大切なおもてなしは、ゲストと会話すること。
今回ご紹介したメニューは、前日に作れたり、盛り付けいらずだったりするお料理。
テーブルに出したら、そのまま座って一緒にパーティーを楽しみましょう。
肉料理のほかには、グリーンサラダ(スモークサーモンでも乗せれば完璧)やカプレーゼ(トマトとモツァレラチーズのサラダ)、バゲット、チーズ。
足りなければピザやパスタはチルド品やレトルトソースを使って……
と、それくらいで充分です!